日本語や韓国語...... 訪れた人々が残したメッセージ
テーブルには小さなノートとペンが置かれており、そこにはお店に来たお客さんのメッセージが書き込まれている。
「初めて来ました! おもしろい本に出会えてうれしい」
「大阪から来ました。韓国語勉強中です」
といったコメントが日本語や韓国語の楽しげな筆跡で書き込まれている。
ページをめくっていると、まるでお客さんがチェッコリで感じたときめきを、追体験しているような感覚になった。「また来ます!」多くの人が、そう書き込んでいる。
現在、新型コロナウィルスの影響で店舗は休業中だ。「大好きな神保町の街が静かで、とても寂しいです」と金さんは話す。しかしネットショップでの販売やクオンの出版など、その活動は歩みを止めない。
これからもチェッコリは『本』をキーワードに、心ときめく韓国へ私たちを導いてくれるだろう。「何かおもしろいことに出会える気がする」気配を楽しみに、営業再開の日を待っている。(なかざわ とも)