【株と為替 今週のねらい目】経済活動再開も激しさ増す米中対立、高まるリスク(5月25日~29日)

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東京外国為替市場 米FRB、金融緩和に前向き

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円50銭~108円50銭

   2020年5月22日(金)終値 1ドル=107円61銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、強含みの展開か。

   前週のドル円相場は、強含みの展開となった。一時は1ドル=108円台までドルが上昇した。世界各国ではさまざまな形で経済活動の再開が開始されており、ドルの下支え要因となっている。

   今週のドル円相場は、引き続きドルが強含む展開か。WHOをめぐって、米中の対立が激化している点はリスク要因だが、日本も含めて各国で経済活動の再開が進んでおり、ドルは堅調な地合いを継続しそうだ。加えて、FRB(米連邦準備制度理事会)が金融緩和に前向きな姿勢を続けていることが、ドルの下支え要因となっている。

   経済指標は、国内では25日に3月の景気動向指数、27日に第2次補正予算案を閣議決定、28日に5月の月例経済報告、29日に4月の失業率・有効求人倍率、4月鉱工業生産、5月の消費動向調査などが予定されている。

   なお、25日に政府は緊急事態宣言の解除を判断する。

   海外では、26日に5月のCB米消費者信頼感指数、4月米新築住宅販売件数、27日に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、28日に1~3月期の米GDP(国内総生産)改定値、4月の米耐久財受注、29日に米国の4月の個人所得と個人支出などが予定されている。

   

(鷲尾香一)

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