「カブ」は9歳でも理解できる!
キャプション長男が1番興味を持ったのは「カブ」だった。何をするにもお金が必要なので、まずはお金を増やすことに興味を持ったようだった。毎週日曜日にはカブの買値をチェック。できるだけ安く買いたいので、90ベルに近ければたくさん購入して、110ベルに近い価格なら少額にしておくと考えるようになった。
「買値が高ければ、買わないという選択肢もあるよ」と教えたけれど、「持っていなかったら、価格が上がっても楽しみがないから、少しでも買いたい」と言ってきた。確かに持っていなければ損はしないけれど、トクもしない。少しでも持っていれば、楽しみがあるのも理解できる。
次の日から午前と午後にはカブ価のチェックを忘れずにするようになった。月曜日少し価格が上がっていた。長男にどうするか聞いてみた。少し悩んで、「じゃあ3分の1だけ売ることにする」と。
てっきり全部売るか売らないか考えていると思っていたら、しっかり頭の中で計算していたことにビックリ。まだ月曜日なので、明日以降もさらに上昇する可能性もある。逆に下がるかもしれない。だから部分的に売却すれば、大きな損をしにくいと考えたようだった。
もしこのまま下がってしまったら、また来週買って合わせて考えればいいとまで言ってきた。先まで計算できるようになっていたことに関心した。
こうやって毎日カブ価をチェックしていくうちに、カブ取引にも慣れてきて、自分で損益の計算もできるようになってきている。ゲームを通して投資に少し触れることができたのは良い経験だと思う。
私たちは将来の老後資金を年金に頼れる世代ではない。つみたてNISAやiDeCoでの投資も活用して老後資産を自分自身で準備していかなければならないのだ。 子供たちには将来自分の資産をしっかりと管理できるようになってほしい。そう考えると小さいうちからの投資教育は大事だと思う。「あつ森」でお金を増やすというやり方を学べたことで少し成長できたと感じた。
P.S.
主人のあっきんは「あつ森」で長男がカブに慣れてきたので、米国株の存在を伝えていました(笑)
(ひろこ)