私には小4の男子と年長の女子の二人の子供がいる。コロナウイルス感染拡大に伴って3月から小学校、幼稚園がお休みに。3月半ばごろ、外出ができない期間、子供たちとどうやって過ごそうかと悩んでいた。
ちょうどそんな最中Nintendo Switchで「あつまれ!どうぶつの森」が発売になった。元々どうぶつの森のファンだった私は発売日にソフトと自分専用のNintendo Switch Lightを購入。さっそくやってみようとしたところ、ゲーム好きの長男が興味津々に。ふだんは「フォートナイト」や「スプラトゥーン」を楽しんでいる長男。「あつ森」のような、ほんわかしたゲームには興味がないと思っていたけれど、また違ったおもしろさがあったようだ。
「あつ森」で住宅ローンを借りる、カブを買う
「あつ森」には、お金を学ぶ要素がぎっしりと詰まっていると思う。これをいい機会だと考え、長男と二人で同じキャラクターを共有して島づくりを進めていくことにした。
あつ森には「お金を稼ぐ」「お金を借りる」「お金を増やす」という3つの要素がある。使えるお金の単位は円ではなく「ベル」。お金の稼ぎ方は、釣った魚、採った虫、材料を集めて作った物、木になった果物を売るという方法がある。それぞれ珍しいものは高く売れて、そうでないものは安くしか売れない。
また、家を建てるときにはローンを借りる。金利はないけれど、ローンを返済していかなければならない。完済するとさらにローンを借りて増築することができる。家をどんどん大きくすることができ、さらにはリフォームもできる。
最後にお金を増やす要素もある。毎週日曜日の午前中には、株ではなく価格変動がある野菜のカブを売りにやってくる。買値は毎回違うが、その日の買い値は変動しない。1カブ90ベル~110ベルで販売されており、10カブから購入できる。
翌日の月曜日から土曜日まで午前と午後で価格が変動する。買値よりも高ければベルを増やすことができるし、安ければ損してしまうことになる。そのカブは1週間で腐ってしまい、1週間後には持っているカブ全部で100ベルでしか売れなくなってしまう。そのため、1週間以内にカブ価を確認して売ってしまわないと損してしまうことになるのだ。