アンクル丈でスッキリ見せるのはアリだけど......
以前のコラム「【新入社員の服装チェック】スーツのコーディネート〈男性編〉基本のスタイルを持てば、着こなしバッチリ!」(J-CAST会社ウオッチ2020年4月10日付)でもお伝えしたように、スーツはチャコールグレーとネイビーが基本の色です。シャツは白の無地を揃えるのがオススメでした。
それにならって、クールビズの装いも白の無地のシャツにチャコールグレーやネイビーのスラックスがオススメです。スラックスは、シワになりにくく光沢感のある生地を選びましょう。シワがなく光沢感のある生地は、カジュアルなチノパンと一線を画します。
サイズ選びも重要です。涼しさを求めて大きめなサイズを選ぶ方もいるようですが、だらしない印象になってしまいます。シャツもパンツもジャストサイズを選びましょう。
パンツであれば、丈に注意しましょう。丈が長すぎるとだらしない印象になってしまうので、靴に当たるかあたらないかくらいの長さにしましょう。
仕事的に素足が見えても問題がない業界の方は、夏だけアンクル丈にすると裾がたるまずにスッキリ見せることができます。
次にシャツですが、長袖派と半袖派に分かれるかと思います。決して半袖派を否定するわけではありませんが、ヨーロッパ発祥のスーツ文化において、正解は長袖シャツです。
ヨーロッパは日本と違って涼しいという声が聞こえてきそうですが、半袖は日本式であり、海外の方との取引がある方や重要な立場の方は避けるのが無難でしょう。
長袖をロールアップするほうが、半袖よりもスマートなスタイルになります。
最後に相手に、ひと味違った印象を残すために、ジャケットを着用するのもオススメです。「シワになりにくい」「洗濯ができる」「通気性が優れている」などの高機能な極薄のジャケットが販売されています。こちらもネイビーの無地がオススメです。パンツと一緒に1セット持っておくと重宝します。