希望しない人は返送しなければいいのに、なぜ欄が要る?
こうした総務省の対応に、ネット上では怒りの声が殺到している。
「当方へも書類が来ましたが内容を読んで確認している間に、希望しないにレ点を入れるところでした。惰性でチェックを入れる人も多いと思う。国が率先して給付をするのだから、そもそも書類には『希望しない』という項目は必要ないと思う」
「希望しない人は返送しなければいいだけで、『希望しない』という欄を初めからつくらなければよかった。希望しない人が、わざわざ署名捺印し、口座番号を記入し、免許証等証明書及び口座のコピーを張り付けるか。普通に考えたらすぐに分かること。それに一家の中で、希望する人と希望しない人が分かれるなんて、あり得ないでしょう」
そして、こう勘繰る人も多かった。
「そういう欄がある限り、必ず間違える人はいます。これは間違えてチェックを付けるのを狙った誘導項目だと思う。年寄りに勘違いさせるためのものでしょうね。10人に1人の年寄りが勘違いしても相当な額になりますから。期限を付けたのもそのためでしょうね」
「確かに。政府の人間はバカではありませんよ。意図がなければ、そんなこと(=勘違いする人が出ること)に気がつかないわけはありません。私や皆さんでさえ気がつくのですから。10万円をあげたくないこともあるかもしれませんが、不便と混乱を与えることで、国民にマイナンバー制度に賛成させるためです」