【襲来!新型コロナウイルス】テレワーク中のWeb会議に幼児抱っこで参加ってアリ?「仕事なのに非常識」「大目にみてあげて」ネットで大激論!

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Web会議の「幼児同伴実験」では意外に好評だが......

   ところで、Web会議の「子ども同伴」について取り上げた資料があるか調べたが、意外なことに見当たらなかった。ただし、実際にテレワーク中に幼児を抱いてWeb会議に参加したデータがみつかった。「V‐CUBE」(ヴイキューブ、東京都港区)が運営するサイト「テレワークナビ」の「『子連れ会議』は実際どうなのか。社内会議を実際に子供連れでやってみた」(2017年12月5日付)という記事に載った同社のママさん社員の実験である。

   ヴイキューブはもともと、働き方改革を推進するためWeb会議、Webセミナー、テレビ会議の普及を事業にしている会社だから、社員たちの「理解度」が一般的な会社と違うことも考慮する必要があるが......。

   「実験」では本社での会議に幼児を連れていくケースと、自宅でのWeb会議に幼児をそばにいさせるケースを比較した。Web会議の場合、幼児は最初の10分、部屋のオモチャで遊んでいたが、25分後ママのそばに移動、抱っこする。40分後、機嫌が悪くなり泣き出したため、パソコンマイクをミュート(消音)。ママは抱っこしたまま他発表者の声に耳を傾け、会議終了まで泣き止まなかった。

   会議参加メンバーに「子連れWeb会議」の感想を聞くと、

「前半の泣く前はまったく問題なく、いつもの勉強会と同じ。後半は子どもの泣き声で発言が聞き取りづらく、やや支障があったが、マイクをミュートにしたことで影響は少なかった」(男性)
「自分も2人子どもがいるので、子どもをあやしながら他発言者の話を聞くのは大変だろうなと気になったが、勉強会は問題なく進めることができた」(女性)

と好意的な反応だった。

   ママさん社員は、

「(子どもが参加する)Web会議は、子どもが泣き出すと抱っこをするので腕が塞がってしまいタイピング作業ができない。しかし、ミュートで泣き声を相手に聞こえないようにするなど、いろいろな工夫をすることで問題なく会議ができる。会社に連れて行くよりよかった」

と、結論付けている。

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