「お土産配り」を断固拒否した痛快女性のひと言
こうした「名もない雑務」の強制に抵抗する、痛快な女性も存在する。
「私を庶務担当と勘違いした年上の男性社員が、旅行のお土産を配るように頼んできた。『ご自分で配布されたらいかがですか?』と言ってやった。それ以来、各人が空いているデスクに『ご自由にどうぞ』のメモを付けて置くようになった。女性側が断る勇気も必要だと思う」
「慣れる前に言ってくれた新人チャンがいた。『えー、お茶当番って女性だけなんですかー?○○君いいなー』と隣の同期男性に言ったのですが、けっこう声が大きくて(笑)。ここぞとばかりに女性陣が賛同して、全員がお茶番担当になったのですよ」
「取引先の会長(高齢)が来た時、新人の男の子がお茶を出したら、その会長、『新鮮でいいねえ~。うちも女子にばかりやらせないで男にもやらせよう』とウキウキして帰っていったよ。後日担当者が来た時、男性社員も交代でお茶出しとか来客対応とかさせられるようになったとボヤいていた。ざまあみろと、ほくそ笑んだ」