先進国の株式に投資するファンドが人気
株式市場ではまた、今期(2021年3月期)の企業の業績見通しに関しては、現時点において新型コロナウイルスの影響を合理的に算定することは困難であるとして、業績見通しを未定とする企業が相当数出てくると思われるので、これまで以上に決算説明会などでの会社側の先行きに関するコメントへの注目度が増すことになるのではないかと思います。
個別銘柄については、各企業の決算発表がズレてくると思うので、いろいろな企業の決算に注目して、適宜取引していきたいと思っています。
特に、これからトヨタ自動車やソニー、ソフトバンクなど、インパクトの大きい企業の決算発表が相次ぐため、そのあたりの企業の決算が楽しみです!
また、注目しているREIT(不動産投資信託)ですが、モーニングスターの統計によると、REITも含めた2020年4月の国内公募追加型株式投信の純資金流出入額は、986億円の純資金流入と4か月連続の流入超過となったようです。個別に見ていくと、なかでも「国際株式型」と「国内REIT型」、「国際REIT型」の3種類が大きく流入を伸ばしているようです。
やはり、欧米で新型コロナウイルスの感染拡大がピークを越えたとの見方が、一部で広がってきているので、米ニューヨークダウ平均株価が3月と比べて11.08%上昇するなど、先進国の株式相場が反発し、米国を中心とした先進国の株式に投資するファンドに買いが殺到したように思われます。
これからも市況をウォッチして、お伝えできればと思っています。
ではまた! (馬医金満)