【コロナに勝つ! ニッポンの会社】事業再開へ、まずは社内態勢から 動き出した企業の「出口」対策

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シオノギが予防ワクチン

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所が提供)
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所が提供)

   塩野義製薬は5月11日の決算発表で、沢田拓子副社長が新型コロナウイルスのワクチンについて、2020年内に臨床試験の開始を目指し、今年度にも提供できる見通しを明らかにした。予防ワクチンの開発は「最優先プロジェクト」という。

   4月27日、新型コロナウイルスの予防ワクチンの開発を正式に決定。塩野義製薬は感染症を重点疾患領域に掲げており、これまで培ってきたリソースを生かして公的機関や学術部門、パートナー企業と連携して、ワクチンの開発のほか、抗体検査キットの提供に向けた取り組みを進めていく。

   ワクチンの開発をめぐっては、グループ会社のUMNファーマが、日本医療研究開発機構(AMED)が支援する研究開発課題「新型コロナウイルス感染症のワクチン開発に関する研究」に参画。同社の技術を活用した組み換えタンパク抗原の作製を進めている。

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