月末のポジションは危険かも?(専修大学)
じつは、花粉症の薬の副作用の影響で不思議ちゃん、ほとんど寝てました。ニュース番組つけると、どこも新型コロナウイルスの話で、花粉症のことなど一切放送されないけど、今年のヒノキ花粉は酷すぎると、私は思います。みなさんも気をつけてください。
それでは、今週のトレードについて、話していきたいと思います。今週は外国為替相場が大きく動く経済指標発表がふたつありました。
まずは、4月27日(月)に日銀金融政策決定会合がありました。市場がもみ合いの状態で迎えた日銀金融政策決定会合では、2020年度の実質GDP(国内総生産)見通しを下方修正したことなどを受け、ドル円は107.30円まで下落。そのあとの黒田東彦日銀総裁の記者会見中にも米ドルが売られ続け、一時107.05円まで下押ししました。その後も戻りは鈍く推移しました。108円まで上昇すると読んで買っていたので、107.22円のところで損切りをしました。
また、29日(水)は朝からショート(「売り」のポジション)で入り、FOMC(米連邦公開市場委員会)の声明を待ちました。2つの通貨を同時に持つのはあまり良くないと耳にしたことがありますが、そんなのお構いなしに、きょうはドル円とユーロ円を持つことにしました。
発表の時間になったら、いきなり急上昇するので、かなり焦りました。動揺しすぎて、いつの間にか、きょうのトレードを終えてました。午前中からポジションを持っていたことが功を挙げて、急上昇した中で焦って約定してもプラスで終わることができました。
月末にポジション持つべきではないってことを改めて理解する、いい経験となったと思っています。
ゴールデンウィークは、新型コロナウイルスの影響でFXの顧客が増えると、ニュースで聞いたので不安を覚えています。あらかじめ経済指標に対する重要度をつけて対策していき、短期取引をしていきたいと思います。
◆ 児山将のワンポイント・アドバイス
為替市場は大きな値動きがなく推移しています。そんななか、中国の新型コロナウイルスに関する情報問題で米国との対立が表面化し、市場は緩やかにリスクオフへ。円高・ドル高へ動いています。
一方で、海外の感染者数は落ち着きを見せつつあり、一部の国では経済活動の再開に向かっています。また原油先物価格も20ドルを越え堅調に戻りを見せています。このあたりの動向をチェックしながら、今後のシナリオを考えてみてはいかがでしょうか。
また口座資金と比較して、ポジションサイズが大きくなっているため、資金管理の腕の見せどころです。
前週からの損益 プラス2679円
5月1日現在 1万3785円
(2000通貨または3000通貨で取引)