英ポンドの躓き、米ドルで回復狙う(慶応義塾大学)
4月28日(火曜)
英ポンド円取引で、先週の土曜に引いたチャートではかなり大きく見すぎていたため、さらに小さい15分足で線引きして図1のように現在見ており、先週と変わらず今のところ上目線である。オレンジチャネルと青チャネルは同じ幅と角度のものである。
夕方18時ごろに1000通貨で、1ポンド=133.321円で買いポジションをもったが、若干買うのが早かった気がしており、一たん損切りしてチャンスを待つか悩んでいるが、シナリオが崩れるまで、このままホールドすることに決めた。
4月29日(水曜)
結果的には、反省点が数多く明らかになった日であった。
ポンド円は続落したため、1ポンド=132.916円で損切りし、その後推移を見守った。その後、図2のように引いていた細い青チャネルに引っ掛けるようにして斜め「三尊」(ヘッドアンドショルダー)を形成していた。
細かい線引きでは、下の層に確実に入っていたため、大きく見るのと細かく見るのを両立させていきたいと感じた。
4月30日(木曜)
線引き練習としてドル円のテクニカル分析を行っていたところ、ちょうど細いオレンジチャネルに引っ掛けていたため、買いのチャンスだと思い反射的に1米ドル=106.693円でポジションを取った。現時点での目標は斜め青ラインだが、もし明確に下へ行くような動きがあれば損切りする。また今後引き直して利益確定目標を変更する可能性はある。
その後、観察を続けたところ、上に大きく伸びたがその後元の位置付近まで戻ってきてしまっていた。しかし、いまだにマイナスに転じてはいないため来週に持ち越すことにした。週を跨ぐのは少し怖いが、ラインを元に判断したいため持ち越すことにした。
◆ 児山将のワンポイント・アドバイス ラインを引いたテクニカル分析で取引を行うビリオネアさん。英ポンド円のエントリーのタイミングは、これまで何度もトライして越えられなかった1ポンド=133円半ばへ向けての上昇であり、良かったのではないでしょうか。すぐに売りに押されてしまったものの、その後132円を割り込む場面もあり、損切りも適切だったと思います。 ドル円も良いところで拾い、その後は月末のドル需要もあり107円半ばまでの上昇を見せました。利益確定を行わなかったところを見ると、少し長めに保有するポジションでしょうか? 5月1日の上昇の後から三角保ち合いを形成しているため、ここから上抜けた場合107円台を迎える展開となりそうです。
前週からの損益 マイナス405円
5月1日現在 9595円