【尾藤克之のオススメ】「ステイホーム」はどう過ごす? このような時には整理整頓で気分転換しよう!

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床にモノを置いてはいけない理由

   置いてはいけない理由はとてもシンプルです。

   床にモノがない状態を維持できれば、掃除や整理が楽になるからです。足の踏み場もない状態とは「床にモノが置いてある状況」のこと。この状況に陥らないことがなにより大切なのです。

   須藤さんは、

「片付けやお掃除はキライではありませんでした。1日の時間には限りがあります。主婦としての家事の時間は、できるだけ短く効率的に終わらせたい。その結論が『床に絶対にモノを置かない』というルールでした。わが家の床に置いてあるモノは、家具や観葉植物だけ。それ以外は、引き出しや棚に収納しています。数少ない棚や家具だけの床のお掃除は、本当に楽です。スルスルッとお掃除道具を滑らせるだけです」

と言います。

   毎日掃除をする人は、次のように考えるとわかりやすいと思います。ムダな時間を想定してみるのです。1日20分ムダな時間を掃除に費やしているなら、1か月で10時間になります。1年だと、120時間(5日分)もあります。これでは、掃除をするのがイヤになります。

   そう考えると、短い時間で、労力は少なく、楽しく過ごすことが理想的です。散らからない家や部屋にするためにも、お掃除を簡単に終えるためにも、床にモノを置かないことが大切です。

   皆さまのお家の床にはモノが置いてありませんか? 生活しやすい、心地良い空間を意識しながら、この「ステイホーム」ウイークは整理整頓をしてみませんか。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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