「シングルマザーです。もう限界です」
さて、非常事態宣言の1か月延長、ネット上では怒りのあまりぶち切れ寸前の人が圧倒的だ。
「致し方ない。言うとおりに自粛します。長期戦に耐えてみせます」
という人はほとんどいない。大半の意見を代表する声はこれだ。
「長期戦はもはや避けられないとしても、5月一杯が限界だ。命も大事だが止まったままの経済も心配だ。このままでは、相当倒産しますよ。コロナの死者より自殺者のほうが多くなる。いい加減、『お願いします、お願いします』だけはやめてほしい。ちゃんと補償をしてほしい。いつまでに、どんな状況になったら非常事態宣言を解除するのか、安倍総理は延長を決める前に科学的な基準を国民に示してほしい」
「1児のシングルマザーです。もう限界です。職場は緊急事態宣言が解除されないと仕事が再開されません。休業保障6割だけど、全然足りません。子供は保育園登園自粛で、休園じゃないから保育料も日割り還付されません。このままでは保育料払えなくなり、退園させられます。そうなると仕事も退職しないといけません。どうしろというのですか。10万円の給付金1回きりじゃ破産する人、たくさんいますよね」
「飲食業です。1か月だというので耐えてきました。家賃やら従業員の補償やらで、月に数十万円以上が出ていきます。もう自粛協力をやめるという同業者が多いです。ちゃんとした補償もないのに、私だけ正直に協力するものもバカバカしい思いです」
そして、今回の事態を招いた安倍総理の指導力に対する疑問の声だ。
「同じ東アジアの、台湾や韓国が収束に向かっているのに、日本はなぜ?
(1) 中国の習近平の来日に忖度して、中国人の来日を制限しなかった。韓国も中国に忖度していたが、その分、徹底的にPCR検査をして感染者をあぶり出しにした。だが日本は『発症した人』とその周囲のみの検査にこだわりPCR検査をほとんどしなかった。
(2) 東京オリンピックの開催にこだわり、感染者数を明らかにしようとせず、潜在的感染者を野放しにした。結果、市中に感染者が拡大してしまった。
そしてやったことといえば、緊急事態宣言、マスク2枚の配布のみ。いまだに10万円の給付すらきていない。これはもう国民に対する犯罪的な行為といえます」
「お隣の韓国では、平常に戻るまでには2年間かかるとして2年間のガイドラインを発表した。一方、我が国は1週間先に迎える緊急事態宣言の期限の延長の発表さえ、最終日の2日前の5月4日になると言われている。その時、どのくらい先までのガイドラインを発表してくれるのだろうか」
「安倍総理はスピード感がまったくない。直前になっての延期は現場の大混乱を招くだけだ。各県の知事の方がスピード感あるよ。もう延期を見越して5月末まで休校を続々と決めているもの」