新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、私たちの生活は180度変わった。我が家には小学校4年の長男と、年長の長女がいる。小学校も幼稚園も休校になった。自営業の主人はパソコン一つでできる仕事をしている。ふだんなら近くのカフェやコワーキングスペースなどに行って仕事をしているが、外出自粛になってからは、ずうっと自宅にいる。
そんな生活が2周間ほど続いてから、私は急な胃痛に襲われた! 顔にも吹き出物が出てきている。身体は正直。ストレスが溜まっているのだと思う。
その一番の原因は、子供のオンライン授業だ。
オンライン授業は親にもプレッシャーがかかる!
長男の小学校では休校になってすぐに、オンラインでの授業がスタートした。送られてくる動画を見て、課題を提出しなければならない。毎日3科目から4科目の動画が配信されてきている。
1日目、動画を見ようと、さっそくパソコンを立ち上げた。画面にはやや緊張しながらも、はりきって先生が登場! 先生も親に授業を見られるというのは嫌だろうなと、少し同情する。
授業開始かと思ったら、すぐに動画が動かなくなる。さまざまな学校が一斉にそのシステムの利用を始めたために、サーバーが重くなってしまっているようだ。動いては止まり、また動いては止まりの繰り返し。5分の動画を見終えるのに15分ほどかかった。途中、半目でかたまった先生の顔を見て子供はニヤニヤ。授業に集中できるわけもなく、とにかく動画を見終えたという達成感だけだ。
同じような動画を3科目も見なければならない。子供の集中力もだんだん切れてくる。動画の合間には課題をする必要もあるので、何時になったら終わるのか先が見えない状況だった。
そして途中には、ママ友からラインがくる。持っているタブレットでは動画が見られないと相談だ。ママ友は私よりも年上の人も多い。慣れないことなので、動画を見る状態にするだけでも苦労した人も多かったと思う。
我が家では何とか3科目の動画を見終えて、課題を提出したときにはすでにお昼を過ぎていた。そして驚いたことに、システム上課題を提出した順番がわかってしまう。自分の子供が課題を提出したら、クラスで提出した順番に並んだ画面になる。まだ提出してない子供は提出済みの子の下に名簿順に並んでいる。これはめちゃくちゃプレッシャーだ!
提出が遅くならないように、考えなければならない。