こども本の古本屋には「今の子ども」にも「子どもだった大人」にも心躍る楽しさがある(Vol.10「みわ書房」)

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「古書は人の手から手へ渡って初めて価値が生まれる」

   現在は新型コロナウィルスの影響で、神保町のほとんどの古書店が営業を自粛している。みわ書房もその中の一つ(4月16日より休業)。営業再開は5月6日に予定しているが、様子を見て判断するとのこと。確実な営業再開の見通しは立っていない。

「40年間でこのようなことは初めてで、神田の街全体がひっそりとしています。店側はもちろんですが、お客さんもつらい思いをしているのではないでしょうか。何より古書は人の手から手へ渡って初めて価値が生まれるもの。本が動いていないことが、今は心寂しいですね」

   神保町の古書店にも、辛抱の時期が続く。

※ みわ書房ではネット販売も実施している。ぜひ、こちらをチェック!
みわ書房http://www.miwa-shobo.com/
自由で柔らかい子どもの本には、無限の世界が広がっているはず。神保町の街が、みわ書房の空間がにぎわう日を願ってやまない。(なかざわ とも)

なかざわ とも
なかざわ とも
イラストレーター
2016年3月学習院大学文学部卒。セツモードセミナーを経て桑沢デザイン研究所に入学、18年3月卒業。趣味は、宝塚歌劇団、落語、深夜ラジオ、旅行。学生時代より神保町に惹かれ、現在フリーペーパー「おさんぽ神保町」の表紙や本文のイラストを手掛けている。1994年、東京都生まれ。
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