中国が雨季になる4~6月はマイニング市況が好転する
【マイニング市況の好転】
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の承認作業に欠かせないマイニング。このマイニングが盛んに行われると、仮想通貨にとってプラスになるとされています。
マイニングが盛んな中国では、4月から6月雨季に入り水力発電が主力になります。水力発電は電気代が安いため、マイニングのコストが安くなり、稼働するマイニングマシンが増えるため、仮想通貨にとってプラスになりやすいという流れがあります。
【新規投資マネーの流入】
日本では、4月は新年度入りとして新規マネーが流入しやすくなります。また、新社会人などは少額投資先として仮想通貨を選択する傾向にあり、海外でも若い世代の積極的な仮想通貨への投資が行われています。
また、米国では確定申告の還付金を投資に回す人が多くいます。日本と違い投資人口は多いですし、また所得を得たほとんどの人が確定申告書を申告する必要があるため、その金額はかなりのものになるでしょう。さらに、還付金をビットコインで受け取ることもできるのです。
【大規模イベントの開催】
2016年以降、ブロックチェーン・仮想通貨の最大級のイベントとして、コンセンサスがあります。これは、アメリカの仮想通貨ニュースメディアであるCoinDeskがニューヨークで開催するカンファレンスで、業界の主要企業や開発者、投資家などの著名人が参加します。これからの業界の知見を話し合ったり、新しい発表が行われたりするため、登壇者の関連する仮想通貨は思惑で買われることが多々あります。
【法整備の進展】
2017年4月1日に改正資金決済法(仮想通貨法とも呼ばれる)が施行され、ビックカメラでビットコイン決済が開始されると発表されました。このことで、一気に仮想通貨が世の中に認められたのではないでしょうか。
2019年には、大手取引所であるbakktのビットコイン先物のスタートや、イーサリアムの投資信託が米国の金融規制機関から認可されるといったことがありました。