働き方に変化があった人は2人に1人、在宅勤務は約1割「未だ十分でない」 コロナ禍の終息後に心配されることとは?

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仕事量や労働時間増え、収入は減った......

   人々の仕事や働く意識に、どのような変化があったのかを聞くと、全体的に「どちらともいえない」が多く、新型コロナウイルスによる人々の仕事や働く意識への影響は、政府の「緊急事態宣言」の直前の時点では、限定的だった。

   とはいえ、仕事量や労働時間をみると、「増えた」人よりも「減った」人のほうが上回っており、20.6%の人が「収入が減った」と答えた=下図参照(「Aに近い」と「どちらかといえばAに近い」の合計)。

感染拡大による働く人の意識の変化 3割が「ストレスが増えた」と回答
感染拡大による働く人の意識の変化 3割が「ストレスが増えた」と回答

   また、「仕事のストレスが増えた」と答えた人は、32.2%にのぼる。これは「仕事がはかどらなかった」「職場の人とのコミュニケーションが減った」「仕事に集中できない」など、それぞれ反対の意見項目を上回っており、なんとなく思うように仕事が進まないと思っている人が多いこととも関連しているとみている。

   さらに、「会社の指示(拘束力)が強まった」「労働時間の管理が厳しくなった」と答えた人も、それぞれ反対意見を上回っている。ライフデザイン研究部の的場康子さんは、「会社の管理のあり方が問われています」と、指摘する。

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