「欧米のチップのように、コロナ・チップ100円をとれば?」
ところで、小池都知事の「買い物は3日に1度」の提案、海外在住者から見たら「まだまだ甘い」という指摘がある。こんなアドバイスの声が。
「シンガポールは国民全員にID番号があるので、特に人が多いマーケットには、ID番号末尾が偶数の人は偶数日、奇数の人は奇数日に行く、と実施しています、となりました。マイナンバー制度が完全になされていたなら、日本でも可能だったのですがね。誕生日の末尾の番号とか、なんとかならないですかね」
「フランスにいます。スーパーの入り口では警備員が立っていて、強制的に手に消毒液をかけてくれるので安心です。日本でもできないでしょうか」
「アメリカのウオールマートでは係員が入り口にいて、一度に入店できる客数を制限しています。20人が出たら次の20人が入ります。店の客が増えたら『少々お待ちください』という看板を表に出します。日本でそれをやっていないというのが不思議だ」
また、日本の住人からもこんな提案が。
「スーパーはこの際、もっと強気でいいのでは。欧米のチップのように、コロナ禍の最中に命がけのサービスをしているのだから、入り口で1人100円のコロナ・チップを徴収すれば、家族総出の買い物や毎日の買い物が減るんじゃないかな」
最後にスーパー店員の、こんな声を紹介したい。
「買い物でレジに並ぶたびに『大変な時にありがとうございます』と伝えたいという投稿がありました。今はお気持ちだけで結構ですよ。言葉をかわすだけで感染のリスクが高まりますし、レジの列が長くなってほかのお客様から苦情が出ますから。お気持ちだけでうれしいですよ」
(福田和郎)