警察、消防、病院、保健所...... 公務員こそ最前線で戦っている
また、公務員は現在、最前線で戦っているではないかと怒りをぶつける意見も。
「公務員と一括りにしたって警察、消防、公立病院や保健所の医療従事者、事務局、自衛隊の皆さんは現場の最前線で頑張ってくださっている。県職員に限ってもコロナ対応に追われている方々も多い。まず先に高給取りの知事や副知事、県議などの特別職公務員の報酬を削らないと、県職員も『なぜ現場の私達だけ?ふざけんな』と思うことでしょう」
知事は人気取りのパフォーマンスを狙っているのでは、という疑問の声も多かった。
「こんなことを認めたらあかん。混乱期に出てくる衆愚政治の典型。国民の感情に訴えて世論を形成し、個人の権利を侵害し、ふと気づいたら独裁政治の始まりだ。職員が反対の声を上げにくいことを承知の上で、世論におもねるパフォーマンスという魂胆が見え見え。リーダーの資質のカケラもない。職員の士気も激減するだろう。リーダーの違いで士気と団結が大きく左右されることをこの県知事閣下は知らないのだろう」
最後に、この声を紹介したい。
「北海道知事の鈴木直道さんは、自らの給料のカットを表明した。その時、記者から一般職の給料はどう考えているかと質問が出た。知事は、『職員は寝る暇もないほど必死で働いています。私はある意味で経営者ですから、給与カットを検討するが、職員については、道民の皆さまにも現状をご理解いただきたいと思います』と発言していた。これぞリーダーです!」
(福田和郎)