【襲来!新型コロナウイルス】広島県職員の10万円給付金をコロナ対策に召し上げる湯崎知事に怒りの声殺到!「究極のパワハラ」「カツアゲと同じだ」

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起業家出身の華麗な経歴、「育休知事」のハシリ

   湯崎知事とは、いったいどんな人物か――。

   広島県庁ホームページ内の「ようこそ知事室へ」コーナーの経歴を見ると、地元の名門、広島大学附属中・高校を経て東京大学法学部卒業後、通産省(現経済産業省)に入省。在省中に米スタンフォード大学に留学、経営学修士(MBA)を取得した。

   2000年に退官して高速・大容量通信サービスのIT企業「アッカ・ネットワークス」を設立。その後、経営コンサルティング会社も創業。2009年に広島県知事選に出馬、自民や民主など主要政党の支持を得て圧勝した。現在、3期目だ。

「私たちは広島県を愛し、誇りを持ちます」
「私たちは県民のために存在します」

   など、「5つの心得」を県庁職員に科す一方、企業経営者出身らしく、全国の知事としては初めて県庁職員管理職に年俸制を導入。徹底した成果主義を行なっている。また、2010年の第3子誕生の際は、全国の知事として初めて「育休」を取り、「イクメン知事」として全国的に有名になった。この時は、「知事の育休」をめぐり橋下徹大阪府知事(当時)から批判され、「橋下・湯崎育休論争」が話題になった。

   こんな知事の今回の「英断」だが、著名人の間でも「呆れた」という投稿が相次いでいる。脳科学者の茂木健一郎氏は21日、ツイッターを更新。

「絶句。県職員の方だって、生活者としての側面があり、知事といえどもこれは無理筋なのでは......」

   高須クリニックの高須克弥院長も、同日のツイッターに、

「職員本人の意志を無視して10万円横取りしてはいかん」

と綴った。

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