一人で黙々とがいい...... 「コミュ障」にオススメの仕事はなんだ!?

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エンジニアや宅配便のドライバーもオススメ

   3位は「IT関係(エンジニア・プログラマー・システム開発)」で88人。オススメの理由は、「与えられた仕様どおりにプログラミングすることが主な業務で、パソコンに向かう時間が大半」(40代男性)なことや、「男性が多い職場なので、コミュニケーションの取り方が面倒でなく、同じような感覚の人と仕事ができる」(20代女性)という声があった。業界の特徴として、男性の割合が多く、女性特有のウエットな付き合いがないことや、専門職なので好きな仕事だけに没頭できる、という点を挙げる人もいた。

   4位は、同様にパソコンを使う「データ入力」で81人。「経験を積めば、コツを覚えて仕事の効率や評価が上がり、自信がつく」(50代女性)など、やるべきことが明確で、与えられた仕事以外(電話対応など)はする必要がなく、チームワークが不要な点も、働きやすいポイントのようだ。

   さらに、5位の「ドライバー(宅配業や長距離トラック)」(75人)は、1人で車内にいる時間が多く、他者とのかかわりが少ないことが人気の理由。宅配業も、挨拶や印鑑をもらうなど、定型化された会話のみで意外と平気と感じる人が多かった。帰宅時間もバラバラで仕事終わりに飲みに行くこともないため、同僚や上司との付き合いが面倒な人に向いているという。

   そのほか、「清掃」(51人、6位)も、仕事は1人が基本で、周りに監視する人はいないため、緊張や焦りを感じることなく伸び伸びと働ける。また「一般事務」(48人、7位)も、やはり仕事中の会話があまりなく、ルーティンワークでイレギュラーな仕事が少ないことも、働きやすい理由としてあげられた。

   この調査の監修にあたった、心理学・コミュニケーション学の専門家である晴香葉子氏によると、

「コミュニケーションに苦手意識があっても、仕事や職種を選ぶことで、過度なストレスもなく、自分らしく働くことが十分可能だと思います。業務の『丁寧さ』『正確さ』『スピード』などの面で評価が得られ、自分にとって好ましいものであれば、日々やりがいをもって働き続けることができるはずです。意外にも向いている、との声が多かった仕事を3つ紹介します。
・コールセンター:マニュアルがあるので失敗が少ない
・接客業:ルーティンがある飲食業やコンビニ店員ならお客様との会話も決まっている
・経理事務:スキルがものを言う仕事で、不要な会話がない
自分の苦手なコミュニケーションや、ストレスを感じる環境を理解していれば、仕事は探しやすくなるでしょう」

とみている。

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