コロナ禍の収束後、これまでと同じ働き方では通用しない
Bさんや私だけでなく、世界中の人に当てはまることですが、コロナ禍が収束したあとには、誰もが体験したことがない未来が始まります。
リーマン・ショック後にたくさんのリストラがあったように、「コロナ・ショック」からはそれ以上の大打撃を受けるといわれています。すでに、じんわりとリストラも始まっていますよね。
大企業に勤めているから安心と言い切れなくなってきているのです。経営者は会社を倒産させるわけにはいきませんので、まず削減したいと思うのが人件費。リモートワークで浮き彫りになっていく仕事量の差に会社は目をつけます。
つまりBさんが「どれだけ会社に貢献しているか?」ということですね。厳しいことを言いましたが、それくらい世界中が大打撃を受けているのです。
まずは、この先2020年1月の状態に戻ることがないと自覚してください。変化を受け入れましょう。これまでと違う働きかけが求められます。
それは、会社に対してと自分自身に対しての働きかけというように、大きく2つに分かれるのだと思います。
一つは、「どれだけ会社に対して貢献できる人になるか」ですね。たとえば、Bさんのように営業という立場だったら、これまでと異なる営業の販路の広げ方、対面の商談からオンラインへの商談への切り替えに伴い、そこで出てくる課題の解消など。やれることはあります。ヒマと言っているヒマなんてありません。