なんと8割が「興味あり」 なぜ、ミドル世代は「官公庁」へ転職したがるのか?

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8割超が「外部人材登用に賛成」

   さらに、「行政が、公務員資格を持たない外部の人材を登用すること」については、86.0%の人が「賛成」と答えた。

   その理由として、

「行政機関だけでは、どうしても机上の空論になり、現場との乖離が出てしまう。その隙間を民間出身者がうまく埋められたらと思う」(30代女性)
「学校卒業時に公務員に興味を持たなかった有能な人材は多くいるはず。通常の試験では時間と労力がかかりすぎて踏み出せないから、中途採用という手段があることがよい」(50代男性)

という声があった。

   一方、反対の人は2.0%と少ないが、その理由には、こんな声があった。

「公務員資格を有することで、義務についてもより尊重する意識が強まると思う」(40代男性)
「行政で働くからには、知識や技能等を一定レベル以上維持するためにも、公務員資格は必要」(40代女性)

   また、「どちらでもない」と答えた人(12.0%)からは、

「官公庁、行政といっても一律ではない。その組織内に、課題を解決できる人材がいなければ、外部の人材を採用することになると思う」(30代男性)
「公務員試験を通過することが、本当に公務員としての能力を測れる基準とは思えないが、単なる金や安定性だけを求めて遂行できる職務ではないと思う」(50代男性)

といった声があった。

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