たとえ話を上手に使えば、会話の達人になれるかも!? 新社会人が「あがらずに話す」ための本

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「天気の話から入ればいい」

   初対面の人や、顔は知っていても話す機会があまりない上司などと一定の時間を過ごさねばならない場合、何か話さなければと思いつつも緊張して何を話せばいいか分からず、気まずい時間だけが流れていく。

   そんな経験をしたことは、社会人1年生ならずとも、思い当たる人が多いのではなかろうか。プライベートでも、相手によっては適当に話をしてやり過ごさねばならないときに、話題に悩むことがあるはずだ。

   しかも、いずれの場合もうまくやり取りが始まっても、会話が思うように続かないことが往々にしてある。

   「お互いの関係性が遠いとき」の話のきっかけは、「天気の話から入ればいい」と著者。「むしろ、お互いにほとんど何も知らない状態で、確実に共通している話題となれば、ほぼ天気に行きつくのは自然の流れ」であり、「社会人が天気の話を避けようとすると、かえって会話がぎごちなくなる」という。

   だが、天気の話となると、誰にも共通で身近な話題ではあるけれど、その分お手軽すぎの指摘もあり、すぐに天気のことを言い出せば相手に「話がおもしろくない人のパターン」と思われかねない。

   それは杞憂、と著者。「緊張して何を話せばいいの、と迷うくらいなら、さっさと天気の話をしていい」。いきなり「話がおもしろい人」と思われることは、ハードルが高すぎて、話題を見つけることもできない人が考えることではない、ということ。本書を読了し上級の心得がわかれば、天気のことからさまざまに話を展開できるようになるという。

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