内定取り消し...... 大丈夫、「本選考」は後ろ倒しだ!
「内定取り消しについても3~4月に取り消されたら、「いったい、どうすればいいんだ!」という話である。怒り爆発であると思う。そこで私見ではあるが、この大ピンチから挽回するための方策をいくつか考えてみた。
さて、企業が採用数を絞り? インターンシップの受講生の優遇に走るなか、本選考から実質参戦となる学生は、いったいどうすればいいのか?
第一に大手企業は、それほどフレキシブルに、当初の採用人数の目標を絞らないという前提の確認だ。新型コロナ対策で採用計画を見直すなど、そう簡単に舵を切ることは難しいのでないかと推察する。
であれば、付け入るスキはあるはずだ。先日、東京では野村證券で感染者が出たように、大手町界隈は感染リスクの拡大がかなりヤバイかもしれない。採用も某銀行では一時的に採用活動をストップするというメールが届いたほどだ。
そう、つまり本選考はもう後ろ倒し確定なのだ。前倒しになったのはインターンシップ採用だけで、本選考は秋くらいにまでもつれこんでも、まったくおかしくない。
それであれば、この空白期間を目いっぱい利用しない手はないだろう。WEBによるOBOG訪問しかり、企業訪問しかり、大学も中止にしていた企業研究に勤しむ時間は無限にあるはずだ。
今まさに内定を取り消している本命企業のエントリーシートが、すでに締め切っている場合はどうすればいいのか――。
周りにその企業のインターンシップ内定者などはいないだろうか? 場合によっては、内定者の友人に直接、人事担当者を紹介してもらえれば、チャンスはあるかもしれない。
現に、そんな事例をいくつか目にしてきた。あなたが、大学生活を通じてしっかりと何かに打ち込んでいれば、その経験を人事はきっと、あなたを買ってくれるはずだ。
採用担当者様も人間だから、何か一途に頑張ってきた人にはやはり優しいと思いたい、きょうこの頃だ。(鈴木修二)