【襲来!新型コロナウイルス】海外は「手遅れ」とバッサリ! 「緊急事態宣言」は人命より経済を優先した安倍首相の「賭け」だ

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「専門家会議のみなさまの助言で......」リーダーシップの欠如を露呈!?

   海外メディアは、緊急事態宣言のタイミングも「遅すぎる」と苦言を呈しています。3月下旬までは「予定どおりオリンピックを開催できる!」と豪語していた安倍首相が、感染者急増の中で「世論に押される」形で緊急事態宣言に踏み切らざるを得なかったと、「受け身」の決断だったと報じています。

Coronavirus rise in Japan spurs Abe to declare state of emergency
(日本国内のコロナウイルスの感染者急増で、安倍首相が緊急事態宣言に駆り立てられた:米FOXテレビ)
spur to do:無理やりさせる、駆り立てる

   さらに、安倍首相が会見で「専門家の助言に従って決断した」と強調したことも、ウラ目に出たようです。ドイツのメルケル首相やフランスのマクロン大統領、英国のジョンソン首相など、各国首相は「自分が決断した」ことを堂々とアピールしています。残念ながら安倍首相の態度は、リーダーシップや決断力の欠如を浮き彫りにしてしまいました。

Abe said experts on a government-commissioned task force urged him to declare a state of emergency
(安倍首相は、政府専門家会議が緊急事態宣言の発令を迫った、と発言した:米FOXテレビ)

   安倍首相は専門家会議の意見を尊重したつもりなのでしょうが、新型コロナウイルスという未曽有の危機に際して、各国首脳が発揮した「強力なリーダーシップ」と比較すると、「主体性がない」と見られても仕方ないでしょう。土壇場の底力の違いでしょうか。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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