コロナ・ショックでビットコインが急落 イタリアは仮想通貨で「寄付」を受け付け、今後の展開は?

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仮想通貨が外出禁止令のピンチを打破する?

   この二人の意見で共通しているのが、中央銀行がいくらでも紙幣を印刷されることに対して、ビットコインの供給量は変化しないという点です。また、ビットコインはサブプライムやリーマン・ショックなどの金融危機のさなかに誕生したことから、価値の保管および決済手段としての信頼性が高まる、ともコメントしています。

   そんななか、イタリアでは銀行がビットコインの取引を開始しました。新型コロナウイルスが猛威をふるうイタリアでは、外出禁止令が出されており、銀行を利用する人は従来のようにお金を送ったり、受け取ったりすることが困難になっていると感じているようです。

   このような事態は、多くの人がビットコインなどの仮想通貨を利用したサービスが困難な状況を打破すると考えられているようです。

   またイタリア赤十字社は、コロナウイルス対策のため、仮想通貨で寄付を受け付けていることが明らかにしました。

   金融危機の最中に誕生したビットコイン。再び訪れた未曾有の事態に、その真価が問われることになります。(ひろぴー)

ひろぴー
FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、「FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイ!FX」や「みんなの仮想通貨」などのポータルサイト大手での執筆活動にも精力的に取り組んでいる。2015年からは仮想通貨の可能性に注目。仮想通貨への投資を開始した。香港系プライベートファンドにも運用している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。
・仮想通貨ブログ ビットコインFX:https://bitcoin-fx.jp/
・初心者もできる、ビットコイン・イーサリアム投資情報サイト:https://btc-eth.jp/
・Twitter:ひろぴーFX@仮想通貨@hiropi_fx
児山 将(こやま・しょう)
2009年の大学4年時にFXをはじめ、一度は飲食店の店長として働くも相場に関りたく金融メディア大手に就職。記事執筆とサイトのディレクションを行う。FX以外にも、株、指数、オプション、商品、仮想通貨など多岐に渡る商品を取引。現在はフリーランスとしてサイト制作やコンテンツ制作を行いながら個人投資家として活動する。
・Twitter:児山 将@goahead5055
・初心者でもできる、ビットコイン・イーサリアム投資情報サイト https://btc-eth.jp/
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