仮想通貨が外出禁止令のピンチを打破する?
この二人の意見で共通しているのが、中央銀行がいくらでも紙幣を印刷されることに対して、ビットコインの供給量は変化しないという点です。また、ビットコインはサブプライムやリーマン・ショックなどの金融危機のさなかに誕生したことから、価値の保管および決済手段としての信頼性が高まる、ともコメントしています。
そんななか、イタリアでは銀行がビットコインの取引を開始しました。新型コロナウイルスが猛威をふるうイタリアでは、外出禁止令が出されており、銀行を利用する人は従来のようにお金を送ったり、受け取ったりすることが困難になっていると感じているようです。
このような事態は、多くの人がビットコインなどの仮想通貨を利用したサービスが困難な状況を打破すると考えられているようです。
またイタリア赤十字社は、コロナウイルス対策のため、仮想通貨で寄付を受け付けていることが明らかにしました。
金融危機の最中に誕生したビットコイン。再び訪れた未曾有の事態に、その真価が問われることになります。(ひろぴー)