満足度PayPayが連続1位、2位にau PAYが追走 ユーザーに変化「利用サービスの固定化」進む

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   市場調査会社のJ.D.パワージャパンの「2020年前期QRコード・バーコード決済サービス顧客満足度調査」によると、総合満足度でPayPayが1位となった。

   「セキュリティ・不正利用防対策」ではau PAY(総合2位)が、「アプリのアカウント設定」では、楽天ペイ(総合3位)が、それぞれトップの評価を得た。2020年3月19日の発表。

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PayPay、2部門のサービス別で首位

   調査は今回が2回目。導入が進んでいるQRコード・バーコード決済サービスについて、消費者の満足度を探るため、J.D.パワーが半年ごとに実施している。初回の調査は、2019年7月の実施。

   今回の調査はこの2月に、直近3か月以内にQRコード・バーコード決済サービスを利用した消費者を対象に実施。3000人から回答を得た。

   評価は、顧客満足度をサービス別に採点。「キャンペーン・ポイントサービス」「決済手続き・管理」、「アプリのアカウント設定」、「利用できる店舗・ウェブサイト」、「セキュリティ・不正利用防止対策」などのファクターを設定し、それぞれのファクターの評価項目に関するユーザーの評価を基に、総合満足度スコアを算出する。満点は1000ポイント。

   総合評価の第1位は、PayPay。2位にau PAY、3位が楽天ペイ。以下、LINE Pay、メルペイ、d払いと続いた=下図参照

   総合1位のPayPayは、調査で設定した満足度ファクターのうち、「キャンペーン・ポイントサービス」と「利用できる店舗・ウェブサイト」でトップの評価を得た。2位のau PAYは、前回調査の6位からジャンプアップ。3位の楽天ペイも前回5位から、評価が上がった。

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