青年ギャグ漫画でこそ伝えたい「やさしさ」と「絶望」そして「癒し」 ギャグ漫画家 田島シュウさんインタビュー(後編)

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常にスランプ、でも「自由」

「日めくり」なので、「やわらかスピリッツ」では週7本を守っている(写真は、田島シュウさん)
「日めくり」なので、「やわらかスピリッツ」では週7本を守っている(写真は、田島シュウさん)

――「日めくり漫言」では、編集者からのアドバイスはあるんですか?

田島さん「最初は『こういうキャラクターを作ってみたら?』とか、ちょっとあったんですけど、僕がそれに全然応えられなくて......。そのうちなくなりましたね(笑)。『コイツに言ってもムダだ』と思われたのかもしれません。今はもう、自由に描かせてもらってます」

――「日めくり」というだけあって、「やわらかスピリッツ」(小学館)では、じつに週7本も更新していますが、毎日続けるのは大変ではありませんか。

田島さん「常にスランプみたいな気持ちもありますね......。でも、とにかく描き続けていたら何かアイデアが出てくるので、達成感はあります。『続けるぞ』っていう決意もある。ネタが浮かばなくて、つらいなと思ったら、その気持ちをネタにしちゃえっていうか。やけくそで描いた作品のデキが良かったりもするので......」
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