ネット世代の就活生でも、対面で「アピールしたい」!
新型コロナウイルスの影響は、就活中の大学3年生らにも大きく及んでいる。就職や転職などの情報サービスを提供しているマイナビが、2021年卒業予定の大学生を対象に行った「新型コロナウイルス感染拡大に対する就職活動実態調査」(3月1日~5日に実施。有効回答7419人)によると、新型コロナウイルスの感染拡大が自身の就職活動に何らかの「影響がある」と回答した学生は82.9%にのぼっている。
感染拡大を受けて、就活プロセスについてインターネットで行う企業が増えているが、回答者に就活での「対面」または「ウェブ」での実施について考えを聞いたところ、「会社説明会はウェブ化してもいいが、1次面接以降は対面での実施が望ましい」と回答する割合が49.2%と最も高かった。
対面を望む理由を聞いたところ、
「社員の雰囲気を確かめたい」
「対面の方がありのままの自分をみてもらえる」
など、学生らは直接のコミュニケ―ションでアピールしたい気持ちをにじませた。
また、説明会やインターンシップ、イベントが中止になっていることを理由に、企業に対して選考期間の延長を要望する声もあった。