【尾藤克之のオススメ】新型コロナウイルス対策で注目? 「バイオハック」なライフスタイルで打ち勝つ!

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まずは3週間、続けてみること

   バイオハックとは、カラダの健康度を上げるための生きかたであり、ライフスタイルを、科学的な情報に基づいて「アップグレードする」ということだと、井口さんは言います。

「たとえば、私は今でこそ野菜とタンパク質メインの食習慣になっていますが、最生き方初はサラダやグリーンジュースが嫌いでした。でも、続けるうちに野菜の自然な甘味などがわかるようになり、今は素直に『おいしいな』と感じます。続けたことでカラダが変わり、本当に体が欲しているものを『おいしい』と感じるように味覚にも変化が生じたわけです」
「ご飯やパンなどの炭水化物や砂糖をとらない『糖質カット』を実践したところ、最初はよかったのですが、次第にパワー不足になっていきました。私はもともと基礎代謝が高く、摂取したエネルギーをすぐに消費する体質です。食べてもすぐにお腹が空くことから、それはわかっていました。さらに私はエネルギー源として一定量の炭水化物を必要とする体質だとわかったので、1日1回、お米を食べるようにしました。いまはパワー不足と感じることはありません」

   このように、自分のカラダに起こる変化を見ながら、ベストアンサーを探っていくプロセスそのものがバイオハックです。

   まず1週間、さらに2週間と、トータル3週間は続けることの必要性を、井口さんは示唆します。本書に書かれていることを実践していけば、健康なカラダを手に入れることができます。毎日継続できることを、少しずつ取り組んで行きましょう。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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