どこまでも中国に尻尾を振るWHOに怒りを覚える
この観光旅行でイタリアに来た人々がフランス、ドイツ、スペインなどに帰り、一気に欧州全土に広がったのだった。そして、イタリア経済の破たんがEU圏の経済失速を呼び込み、さらに米国の渡航拒否が落ち込みに拍車をかけようとしている。
日本人の間では「日本文化」に安堵を寄せる声も多い。
「ヨーロッパ人は、キスとハグ、握手の文化ですが、今ほど『お辞儀文化』が感染拡大予防に役だっていると認識したことはありません。そして、高温多湿の気候風土で暮らしてきた日本人は、手洗い、うがい、風呂好きで衛生観念は世界随一です」
さてWHO(世界保健機関)がようやく出した「パンデミック宣言」だが、「なにを今さら!」という怒りが殺到している。
「習近平さんが武漢を訪れて、『ウイルスを抑え込んだ!』とアピールしたことを受けた直後のパンデミック宣言。あまりにあからさますぎて、笑えてしまいます。どこまでも中国に尻尾を振るテドロスWHO事務局長。記者会見場で脇に座っていたスタッフたちが妙にヘラヘラしていたのは、失笑でしょうか」
「遅い!遅い!遅すぎる!春節の直前の1月23日に緊急事態宣言を回避した時から遅すぎる。もし緊急事態宣言を出していれば、安倍政権の中国人観光客受け入れの対応も違っていたかもしれない。WHOの罪はあまりにも大きい。今後、WHOのコロナウイルスへの対応や、WHOのあり方について世界各国が検証するべきだ」
「もう日本政府もWHOの言うことにいちいち反応する必要はない。報道も無視してもいいくらいだ!」