「2度あることは3度ある!」けれど......
【過去の半減期での値動き】
【参考リンク】「ビットコイン信奉者、桁外れの上昇信じて来年の半減期に願いかける」(ブルームバーグ 2019年12月31日付)
では、過去2回に起きた半減期ではどうだったのでしょうか――。
仮想通貨が一般的に注目される前であった2012年も、マウントゴックスでのハッキングが起きた2016年の2回とも、半減期の前と後で上昇しています。
特に半減期の後の上昇が鮮明だったとブルームバーグが報じたことで、多くの投資家が知ることとなったと考えられます。
過去の半減期を迎えた後の、高値までの上昇率をみると、
1回目の半減期:82倍
2回目の半減期:22倍
になっています。
「2度あることは3度ある」です。
半減期の後にビットコインが上昇するのであれば、半減期を迎える前にビットコインを買っておこうという投資家心理がチャートになって現れていると言えます。
ただし、このまま上昇が続くとは限りません。新型コロナウイルスの影響もあり、株式市場は非常に大きく動いており、ビットコインも115万円まで上昇した後は100万円まで値を下げています。
また、ビットコイントレーダーでありテクニカルアナリストのRekt Capital氏は、半減期の前に非常に大きな価格変動があると、注意を呼び掛けて います。
なお、ビットコイン強気派で知られるアナリスト、トム・リー氏は2020年に100%以上のリターンを生むと予測 しているようです。つまり、160万円以上に上昇するということですね。
投資に絶対はないですが、半減期に向けてビットコインへの投資熱が高まっていることは間違いなさそうです。(ひろぴー)