「コロナ対策より先に観光キャンペーンとは、ホント信じられない!」
そのインバウンドだが、安倍政権は3月5日、中韓からの入国制限を発表した直後に政府の未来投資会議を開き、「新型コロナウイルスの感染終息後、自粛経済で滞った人の流れを取り戻すため観光需要を喚起する大規模キャンペーンを実施する」という方針を示したのだった。
これにはネット民も驚いた。「今それを先にするのか? 終息が先だろう?」と呆れる人がほとんどだった。
「今、そこか? まずは新型コロナを終息することが、最優先にやることだろう!どこまでもお気楽、極楽な連中。あまりにも楽観的な考え。これを海外に発信されたら諸外国がどう思うかね? それだからウイルスの侵入、拡大を防げなかったのだ、そんな国には行きたくない、と思うはずだ。大規模キャンペーンより失った信頼を回復してほしい」
「確かにいずれ必要な議論ではあるが、今じゃない。ホント信じられない」
「甘すぎる危機意識。どんどん拡散拡大しているのに、国民の命よりも経済とオリンピックしか頭にないのですか」
「中国からのインバウンドに傾倒した結果が現在の惨事なのに、損した分をインバウンドで取り返そうとか、思考が完全にギャンブラーのソレだわ。パチンコでスッたものをパチンコで取り返そうとするのと、基本的に同レベルだな」
最後に、国民の切実な声を聞いてほしいという声が多かった。
「終息のメドもたっていないのに、なぜそんな会議を開くわけ。本当に国民のことを思っていないのがよくわかる。コロナ騒動で収入減の労働者を助けてほしい。雀の涙くらい減税されても焼け石に水だから、大幅な減税プラス月収の8割は補填してほしい。医療関係、学校関係のフォロー、そういう道筋ができてからでしょ、観光は」
「未来投資会議と言いつつ、出した答えが目先の施策とはね。自民党は本当にバラマキしか考えていない。消費税増税分は子持ち共働きの補償と観光業への助成で消えましたとさ」
「しばらくは、コロナウイルスが世界中に広がっているのだから、観光産業じゃなくて内需でお金を回すのが先決だろ!そのためには消費税を一旦停止または、廃止するのがいいと思います」
といった声に代表される。
(福田和郎)