働くママの引き上げで介護現場が危機的状況に
一斉休校は、特に働くママが多い職場に打撃を与えている。特に多いのが介護の現場だ。
「まさか安倍総理によって介護現場が危機的状況になるとは思わなかった。介護福祉の現場って、小中学生のママさんで成り立っている。それが来週(3月2日)から突然出勤できなくなるとしたら、回らなくなる。特に通所系は大打撃。常勤2人に非常勤5人なんてざら。非常勤職員が全員休めば休むしかなくなる。デイサービスやデイケアが利用できなくなれば、在宅介護のご利用者の家族も仕事に行けなくなり、介護休暇をとる必要になる。独居の人はヘルパーをとることになるが、そのヘルパーも小中学生のママさんで......ってどうすればいいんだ!」
「政府の要請は、介護現場の対策を根底から破壊するものです。現場から人員がごっそりいなくなるのですよ。更にデイサービスはご利用者の生活を維持するために必要なサービスです(入浴・食事・衛生管理など)それが機能しなくなる可能性が高くなった。介護だけでなく医療現場もそうです。それくらい、ママさんで成り立っている職場なのですよ」
ほかの職場からも、悲痛な声が聞こえる。
「飲食店の店長です。パートさん全員休まれると営業できないです。勝手に休業したくてもチェーン店だから無理です。このままだと、100席以上あるお店でキッチン1人フロア1人とかの営業になってしまう」
この訴えには、こんなエールの声があった。
「4月まで無職だから手伝ってあげたい...。子ども大きいし、飲食店の経験あります」