大手百貨店、広がる「マスク着用」義務付け 市中で売り切れ支給も

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Jフロント、売り場を制限せずにマスク着用を指示

   高島屋は、大型店(東京・日本橋と新宿、横浜、京都、大阪)の免税カウンターと食品、化粧品売り場に限り、マスクの着用を徹底している。マスクの入手が困難な従業員などには支給して対応している。

「テナント店についてはその会社の判断になりますが、ほぼ着用している状況です。お客様から見ても、(マスクの着用は)安心できると思います」

と話す。

   他の売り場も個人の健康状態や接客の仕方などに応じて、希望者の着用を認めている。

   大丸や松坂屋を傘下に置くJフロントリテイリングは、当初は希望者への着用を認めていたが、1月下旬には店頭(売り場)の制限なしでマスクの着用を指示した。

「個人で用意したマスクを使っている人もいますが、入手できない社員については会社で支給しています」

と述べた。

   一方、セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武は、現状マスクの着用を義務付けておらず、支給もない。ただ、希望者の着用は認めている。「販売員の判断に任せていますが、化粧品売り場などは、ほぼ着用しています」としている。

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