自分の「トリセツ」を作れるサービス SLG感覚で「管理職」の能力を引き出す!

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   管理職の能力育成プログラムで得られたデータを分析して、本人も気づかなかったスキルなどを指摘する「自分の取扱説明書」を作成するサービスが誕生する。

   企業の役職者などの管理者向けトレーニングプログラム「インバスケット」で知られるインバスケット研究所が新たに開発した「MY(マイ)マニュアル」がそれ。同社の鳥原隆志社長が2020年2月18日、都内で開いた発表会で明らかにした。

   「世界にひとつだけ『自分だけの完全オーダーメイドのビジネス書』」をうたい文句に4月からのサービス開始を予定している。

  • 新たなサービスの「MYマニュアル」を発表するインバスケット研究所の鳥原隆志社長。
    新たなサービスの「MYマニュアル」を発表するインバスケット研究所の鳥原隆志社長。
  • 新たなサービスの「MYマニュアル」を発表するインバスケット研究所の鳥原隆志社長。

自分の悩みに当てはまる3項目を選ぶ

   「MYマニュアル」は企業研修で使われている、シミュレーションゲームに似た「インバスケット」を、インターネットを使って体験することで、その結果を元にしたアドバイスが詰まった、自分だけのビジネス書を作ってくれるサービス。

   専用ページにアクセスすると、最初にあるのは「アンケートフォーム」。「上司や部下に、考えていることがうまく伝わらない」「部下が思うように育たない」「リーダーとして自信がない(または部下がついてこない)」などの10項目から、自分の悩みに当てはまる3項目を選ぶ。

   その組み合わせが、「MYマニュアル」のコンテンツを構成する重要な要素となる。

   そして、インターネットバージョンとして開発された「WEBインバスケット」のページに移動。そこには「メールボックス」があり、「工場長会議の場所確保と段取り一切の依頼」などのさまざまな依頼のメールが20本ほどリストアップされている。

   シミュレーションゲームのように次々とやって来るメール(課題)を処理しながら、作業を進める。60分が経過すると、自動的に終了。約1か月後には、製本された「MYマニュアル」が送付されてくるという仕組みだ。

   マニュアルは5章立てで、

第1章「自分自身の正しい『扱い方』を知っているか」
第2章「インバスケットからみたあなた」
第3章「今のあなたのキーワード」
第4章「あなたの『取扱説明書』」
第5章「これから訪れる『変化』との向き合い方」

から成る。

   このうち、1章と5章は共通のコンテンツ。2章と4章は「インバスケット」の採点結果からのもので、3章は、アンケートでチェックした3項目から判定した内容。2~4章の個人向け内容は、10万人以上のデータを元に、11億とおりを超えるパターンになる。

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