2020年1月の仮想通貨業界の動きを、おさらい。1月は全体的に上昇トレンドを継続しています。ビットコイン(BTC)でいうと、78万円台でしたが、1月31日(執筆時)では102万~103万円台を維持しています。
この1か月で30%ほどの上昇となり、ここ最近でもかなり大きな割合での上昇となっています。
ビットコイン上昇のワケは?
仮想通貨業界の「あるある」ですが、ビットコイン(BTC)の値動きに、ほぼすべての通貨が左右されていくので、それらのすべてが大きく上昇しています。
ビットコインが上昇している理由は、これも一番クリティカルな原因は明らかになっていませんが、現状で一番有力なのは「BTCの半減期が近づいているため、それが原因で投資家たちの感度が敏感になっているのではないか」という説です。
ここで軽く半減期について解説しておくと、マイニングにおける報酬が半分になってしまう1回のマイニング報酬は、当初では50BTCでしたが、その後2012年の半減期で25BTCに、2016年の半減期で12.5BTCになり、現在もそのマイニング報酬になっています。
ブロックチェーンの最小単位であるブロックは約10分に1個生成されるように設定されているのですが、半減期は21万ブロックが生成された時に訪れると決められており、前回の半減期が2016年だったので、4年経った2020年5月頃に来るのではないかと言われています。
また前回の2016年の半減期においては、半減期が起こるまでの数か月間ビットコインの価格が上昇し続け、半減が終わった後急に価格が減少するという減少が起こりました。
筆者は、今回の半減期も前回と同様に、5月前後まで継続な上昇トレンドを示した後で、半減した後に急落するのではないかと考えています。