「警察官と間違えられる」ことがあった
さらに、大変だった特徴的なエピソードとして、
「東日本大震災の時にエレベーターが停止し、復旧するまでの6時間、交代が来てくれなかった」(58歳)
「火災の発生」(49歳)
「台風など災害で国道通行止めの際、3日間ほど延々仕事が続いた。いつ仕事が終わって帰れるのか、まったく見当がつかなかった」(56歳)
「豪雨や降雪時でも、屋外で立っていなければならないので、大変」(54歳)
「心肺停止のお客様に心肺蘇生を行ったこと」(52歳)
「おなかの調子が悪く、急にトイレに行きたくなったが、抜けられず冷や汗をかいた」(64歳)
「イベントで将棋倒しになりかけた時」(48歳)
「位置情報ゲーム系の人たちの施設内への誤侵入の対応が大変。偽装するなど悪意をもって侵入してくる人が多く、気を緩める間がない」(50歳)
「警察官と間違えられる」(51歳)
などが挙げられた。
自由回答で、「警備を行っているとき、何を考えていますか」と聞いたところ、
「突発事態の対応」(56歳)
「余計な事は考えず次の仕事のパターンをイメージする」(58歳)
「警備=サービス業と思います。ビルの勤務者、来訪者に不安、不満を抱かせないようなおもてなしを心がけています」)(68歳)
といった声が寄せられたが、
「警備中、異常がありませんように!」
と願う警備員が多数いた。
なお、調査は関東在住の警備員を対象に2020年1月24日~25日に実施した。