上映中の「スマホ光害」なぜ映画館は野放しにするのか! ネット民に怒りの声殺到

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マナーの悪い客に爺さん、婆さんが多いわけ

   スマホをいじったり、おしゃべりしたりするマナーの悪い客は、意外にも若い人より高齢者のほうが多いという指摘が目立った。

「先日早い時間に字幕版の洋画のスクリーンに入ったら、年配者ばかりだったので安心したが、束の間だった。ミュージカル映画なのにヒロインの歌っているシーンで、天城越えは聞こえてくるわ、暗闇のシーンではあちこち前の方で画面が光っているわ......。スマホ依存性にかかっているのは、実は年配者が多いのでは、と思った」
「映画館スタッフです。上映中にスマホを見る人は年配者が多いです。注意してもやめてくれないのも年配者が多いです」
「後ろの席の年配女性グループが上映中にひそひそ話、あげくに画面の歌とともに鼻歌まで。自分を律することができない高齢者が増えたのかな」
「年寄り客のおしゃべりは昔からだからね。名画座で古い映画なんか見ると、決まって爺さんが婆さんに出ている俳優の解説をしたり、若き日の大女優が出てくると、『いや?、若いわ?』と感嘆の声を上げたりする。俺は横で『昔の映画だから若いのは当たり前や!』と心の中でツッコんでる」
「昔の映画館は今よりずっとうるさかった。皆で一緒に笑って、泣いて、おしゃべりして、立ち見して、の世代でしょう。タバコも吸っていたし。今時の高齢者はうるさいのなんて全然気にならないのかな」

   もっとも、高齢者のスマホ・マナーが悪いのはこんな事情もあるようだ。

「スマホデビューした60代上司にスマホの着信音の切り方を教えようとしたら、『わからないからそのままでいいや』と断られた。マナーモードへの切り替えができないから、映画館でも鳴りっぱなし」

   ところで、こうした客に対しては、映画館には断固たる対策を期待する意見が非常に多かった。こんな提案の数々が――。

「各映画館が単体で行うのではなく、映画界がひとつになって注意してはどうか。映画会社や映画館協会、俳優さんたちの共同声明として『上映中のスマホいじりは禁止する。いじりたいなら映画館から出て行って』と発信する。同時に声明の告知CMを作り、本編が始まる前に必ず流す。これなら各映画館も注意しやすい。『映画界の統一方針。従わない人は出禁』でいいのでは」
「中国に行った時は、雑技団の演技中にスマホいじっていた客はつまみ出されて、スマホが粉々に破壊された。まあ、あれはどうかと思うけど、個人的には破壊してほしい気分」 「カメラ男のタコ踊りで盗撮防止を啓発するCMもいいが、実際に画面を撮っている奴は見たことがない。それよりも上映中のスマホチェック野郎のほうがよっぽど多い。マナー啓発ムービーは、どれも茶化したような表現のものが多くて、『断固取り締まるぞ感』に乏しい」
「これは本当にそう思うね。変なキャラクターを出して歌に乗せ、フレンドリーさを出して受け入れてもらおうという狙いなのだろうが、肝心のマナー注意内容が全然響いていない。もっと怖いマナーCMを作るべきだ」
「もう、まどろっこしい対応やめようよ。鑑賞中にスマホを出している場合、映画を盗撮しているものと判断し、通報します、スマホを取り上げます、手向かいすれば逮捕します、でいいよ」
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