中国は最大の貿易相手国
ジェトロによると、中国は米国と並ぶ日本の最大貿易国の一つ。2018年の輸入は1735億3868万ドル。前年比5.5%増で2年連続の増加だった。
一方、輸出は1802億3425万ドル。前年比9.3%増で、こちらは3年連続増加。総額3537億7293万ドルで前年比7.4%増。3年ぶりに増加に転じた前年に続き増加を維持した。
日本の貿易相手国として中国は2001年以降、輸入、輸出ともシェアを拡大。00年に輸入元として米国(19.0%)に次ぐ2番目(14.5%)だったが、02年には18.3%で米国(17.1%)を抜き「最大輸入元」になった。
その後は、2位米国との差を広げながら1位をキープしている。
2004年以降はシェアで20%を下回ることはなく16年には25.8%までに拡大した。この間に米国からの輸入はシェア10%を下回ることもあった。18年の日本の輸入全体に占める割合は、中国23.2%、米国10.9%。
輸出先としては、2000年に全体の6.3%で、米国(29.7%)、台湾(7.5%)、韓国(6.4%)に次ぐ4番目。09年に18.9%となり、米国(16.1%)を抜いて1位に。その後、12年まで18~19%で1位を続けた。13~17年までは米国に1位を譲ったが、18年には19.5%で米国(19.0%)を再逆転した。