お金のデジタル化がもたらす「未来」
そもそも、世界の中央銀行が「デジタル通貨」化へ舵を切ったのは、フェイスブックの仮想通貨プロジェクトである「Libra(リブラ)」が影響しているようです。リブラの発表に対し、各国は猛反対しました。
すると、中国がリブラに似たデジタル通貨を発行することを視野にブロックチェーンに力を入れると発表。こういった動きによって、デジタル化への議論や研究が加速したものと考えられます。
2020年1月23日の時点で、BISが調査した66の中央銀行のうち、80%もの国が「CBDC」に取り組んでおり、すでに40%近くが実験や概念実証の段階に進んでいたそうです。
お金がデジタル化することは、紙幣を印刷する必要がないので自然環境にもやさしく、膨大なお金を金庫で保管する場所も、強盗から守る警備員も必要なく、とてもエコだと言えそうです。(ひろぴー)