「そんな不精な男、ワンオペ家事になりますよ」
この投稿に対して、「結婚はやめるべき」とする意見が大半だった。その理由の第一は、投稿者が心配するとおり「そんな不精な男、ワンオペ家事になるのは目に見えている」というものだ。
「人は変わらない。浴室天井のカビ、それだけで充分お断りする理由になります。一時が万事。一人暮らしなのにボタンつけもしないって? 小学校で習ったはず。今の私のようにストレスいっぱいの最悪の結婚生活になりますよ。ボタンつけも私が甘んじてやっています。アイツめ、できるくせに!私みたいな結婚、令和で根絶しましょう」
「やめとくほうがいいって。特にリストされている点はとても大事。価値観がズレすぎ。事前に約束や規則を作っても無意味。年齢的にいろんなことが確立している者同士だから、のちのち耐えきれなくなるのは目に見えています」
「自分の住んでいる家の掃除すらまともにできない男と結婚して何がしたいの? 家事はもちろん、ペットの世話だって絶対にやらないよ。彼は人生のパートナーが欲しいのではない。『稼ぐ家政婦』どころか『稼ぐ母親』が欲しいのです。自分のこだわりやわがままを全部聞いて、面倒くさいことも全部やってくれる母親を。私があなたの家族なら、目を覚ませ!と体を張って結婚を止めます」
そしてもう一つ、「その結婚やめるべき」という意見の中で多かったのが、「そもそもあなたには彼に対する愛が感じられない」というものだった。
「彼を愛していますか? 結婚のいいところは『大好きな人と一緒に生きていける』という点です。メリット、デメリットと言っている時点で、彼への愛がまったく感じられない。結婚するべきではありません」
「あなたには彼氏さんに尽くしたいという気持ちがないのですか。自分の要望のみが大切で、合わせる気なしなのはドン引きです。地雷臭がプンプンします。結婚して不幸になるくらいなら未婚を貫いたほうがましですよ」
「賢いあなたが自分を分析している通り、だから縁遠いのでしょう。結婚や人を愛することは、私がこれだけしてやったのに、してもらっていないという発想では成立しません。お互いに相手に何をしてあげられるのだろう、から出発しないと悲劇です」
「30歳既婚共働き女です。私のほうが夫より年収が200万円高いです。勤務時間は私のほうが短いため、平日はすべての家事を私が担っています。私は、あなたがいう『稼ぐ家政婦』かもしれませんね。でも私は夫が大好きで、夫が仕事に打ち込めるように全力でサポートしたいと考えているので、稼ぐ家政婦だと思ったことはありません」
また、「そんなに不安なら、何も結婚しなくても同棲したらどうか」とアドバイスもいくつかあった。
「子供を持つ気がないなら、わざわざ入籍しなくてもいいのでは。事実婚というか、同棲するだけでもいいのでは。結婚せずにパートナーでいるという方法もありですよ」
「いやあ、私の娘みたいだ。なので、アラカンおばさんから助言を。とりあえず別居婚にしなさい。ワンルームマンションを借りて、週末通い婚を。同居はしない! 相手は犬でも何でも飼えばいい。彼の財産だから、家は自分で掃除してもらう。財産は分離しておく。あと、ボタンぐらいは自分でつけてよって、裁縫道具をプレゼント。離婚しないように最初からハードルを下げておくのが大人女子の知恵です。週末はディナーデート。彼にカネを出させる。同等に稼ぐ配偶者を持てるのだから、男に譲歩させなさい!」