「若い世代の就職の機会奪う......」反対の声も
一方、政府による高齢者の雇用拡大の議論が進んでいることを知っている人は、69.8%にのぼる。また、70歳までの就労機会の確保に向けた施策の推進については、「賛成」が71.4%で、「反対」は28.6%。多くの人が肯定的にとらえているようだ。
その理由を聞いてみると、
「いずれ年金の支給開始が70歳からになると思うから」
「労働力不足の解消と、技術の伝承が必要だから」
「働くことで、社会との接点をもてるから」
「働ける環境があれば、働きたいと思う人はいる」
といったコメントが多かった。
また、反対の理由をみると、
「年金受給の先送りにつながるから」
「若い世代の就職の機会を奪うことにつながるから」
「企業の受け入れ態勢が整っているとは思えない」
「働かなくても安定した生活ができる制度を望んでいるから」
というコメントが寄せられた。