【日韓経済戦争】不買運動の波まだ高し!日本のチョコが韓国撤退、大学の日本関連学部競争率が激減 韓国紙で読み解く

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日本関連学部の競争率が軒並み半分以下に

   もう一つの残念なニュースは、韓国経済が報じる「韓日貿易葛藤の影響...... 韓国の大学、日本関連学科の競争率急落」(2020年1月28日付)という記事だ。

「今年、韓国外国語大学と釜山(プサン)外国語大学の日本関連専攻の新入生志願競争率が前年度に比べて大幅に低下したことがわかった。特に、昨年9月から願書受付が始まった随時選考では競争率が半分になった専攻が続出した。昨夏に日本の輸出規制措置によって深刻化した韓日の緊張関係が学生の進路選択にも影響を及ぼしたという分析だ」

   韓国の大学の日本関連学部は、日系企業も含めて安定した就職率を誇っていたため、競争率が高いのが特徴だったのだ。それがガクンと落ちたという。

   具体的には1月27日時点で、韓国外国語大学の日本言語文化学部の志願競争率は4.2対1で、前年度(11対1)に比べて半分以下に落ちた。同じく融合日本地域学部は11対1から5.6対1に半減。日本語通翻訳学科は9.1対1が3.4対1の3分の1以下に大幅に下落した。

   韓国外国語大学の関係者は「他の専攻とは違い、わずか1年で日本関連の専攻競争率だけ大幅に落ちた現象は、日本との貿易活動抜きには説明できない」として、「学生が専攻を選択するとき、当時の国際情勢が大きく影響を及ぼしたものとみられる」と話したという。

   韓国経済はさらに続ける。

「釜山外国語大学も内情は同じだ。日本創意融合学部の志願競争率は昨年度(2019年度)の5.3対1から今年度(2020年度)は2.6対1へと半分の水準に落ちた。ほかの学部も軒並み大きく下落した。その余波は、学院(塾)街にも及んだ。日本に留学しようとする韓国の学生数の減少が顕著だったことが分かった。ソウル鍾路区(チョンノグ)のある日本留学専門学院関係者は『短期語学研修に行こうとする学生は昨年下半期から3分の1の水準に減った。日韓対立の余波が今でも長引いている』と話した」

(福田和郎)

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