【日韓経済戦争】また「日本車いじめ」が始まる!? ロシア向けトヨタ車の放射線基準オーバーを問題視する韓国

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トヨタ車を集中的に検査

   韓国では、現在も東京電力福島第1原発事故の後に設けられた「国家危機管理マニュアル」に従い、韓国関税庁は通関の段階で、福島原発から半径250キロメートル以内の空港や港湾から韓国に運ばれる一般工業製品の約5%を無作為に選び、放射線量測定器で検査を行っている。

   全製品を検査すると膨大な作業量になるので、サンプルを抽出して検査する方法をとっている。それを、トヨタ車に限って集中的に検査するというのだ。

   聯合ニュース(1月30日付)はこう続ける。

「政府関係者は『ウラジオストクに入ってきたトヨタのプリウスから基準値以上の放射性物質が検出された』とする報道に接し、翌日の23日に関税庁がトヨタ車を、放射線量測定を強化する指定品目に追加したと明らかにした。これは昨年5月から国民の健康と安全のために導入された制度で、サンプルの抽出検査ではなく、集中的に精密検査を行うもの。だが、旧正月(1月25日)の連休などが重なり、指定品目として検査を受けたトヨタ車はまだない」

   この政府関係者は、聯合ニュースからすべての日本車に対して同様に検査が強化される可能性を聞かれると、「人員や設備などの問題により拡大は容易ではない」と答えたが、「今後検討が必要だ」と含みを残したのだった。

   一方の韓国トヨタは、プリウスの放射線問題や、輸入されるトヨタ車の検査が強化される問題について、聯合ニュースの取材に対して、

「承知している。現在、事実関係を確認中だ」

とコメントした。

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