転職先の人間関係、9割に不安 「うまくやる」コツは「前職の常識は忘れること」!? 

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   転職先の人間関係に「不安」を感じる人は少なくない。人材サービス大手、エン・ジャパンが運営する総合転職支援サービス「エン転職」のウェブサイト利用者を対象に「転職先の人間関係」について実施したところ、回答者の9割が新しい職場の人間関係に不安を感じていることがわかった。

   では、どうしたらよいのか? 調査に寄せられた声をひろうと......。

  • 転職先の人たちはどんな人なのか…多くの人が「不安」
    転職先の人たちはどんな人なのか…多くの人が「不安」
  • 転職先の人たちはどんな人なのか…多くの人が「不安」

20代は「上司」「先輩」との関係に不安

   調査で、「転職をする際、新しい職場での人間関係に不安はあるか?」と聞いたところ、88%が「ある」と回答。年代別でみると、20代=90%、30代=89%、40代以上=85%で、年齢にかかわらず不安を感じていることがわかった。「ある」と答えた人に、その対象を聞くと「直属の上司」が79%、「先輩」が72%、「同僚」が69%の順だった。

   社会経験の浅い20代では、他の年代に比べ「直属の上司」(84%)や「先輩」(80%)をあげる割合が高かった。

   不安を感じる人が多い転職先の「人間関係」について、「事前に確認する」人の割合は43%。20代は54%と半数を超えた。具体的な確認方法は「クチコミから読みとる」が62%で最多。次いで、「面接時の職場見学」(56%)、「求人情報から読みとる」(41%)となった。

   「人間関係づくりで気をつけていること」の第1位は、「相手の価値観を理解する」(56%)だった。

   個別の具体的意見では,

「前職の常識は一たん忘れ、転職先の会社にまずは合わせるという姿勢が大切だと思う」(26歳女性)
「いろいろな職場で働くうちに、人は人の数だけ価値観や考え方が違うということに気づいた。どのような職場に行っても意見の食い違いは発生する。大事なのは相手の考えや大切にしてる事をしっかり理解した上で自分の考えを述べること」(29歳男性)

   などの書き込みがあった。

   なお、調査は2019年11月26日から1か月間に実施。1万1028人から回答を得た。

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