【株と為替 今週のねらい目】米中関係が好転 円安水準1ドル=110円台、株高更新か?(1月20日~24日)

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   外国為替相場で、円安ドル高が進んでいる。2019年5月以来、8か月ぶりとなる1ドル=110円台の円安水準になったことから、輸出関連株を中心に「買い」が入っている。米国株は史上最高値を更新し続け、日経平均株価も1月17日に昨年来高値を更新。市場のムードが好転している。

   背景にあったのは、米中関係の好転。貿易協議の第一段階の合意に加え、13日には米財務省が中国の「為替操作国」の認定を解除したことなどが、投資家への心理的なプラス材料として働いている。

   一方、中国では1月24日から30日まで、春節で市場が休場となる。どうなる? 今週の株式・為替マーケット!

  • 米中関係、雪解けか?
    米中関係、雪解けか?
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東京株式市場 利益確定売りで上値重くなることも......

日経平均株価予想レンジ:2万3500円~2万4400円

   2020年1月17日(金)終値 2万4041円20銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、2万4000円台を固める展開か。

   前週の日経平均株価は、米中貿易協議で第一段階の合意が無事になされたことから、米中貿易摩擦の緩和期待を背景に上昇し、終値ベースで2019年12月17日以来、2万4000円台を回復した。

   今週の日経平均株価は、2万4000円台を固める動きとなりそうだ。米中貿易摩擦に対する懸念が後退し、為替相場が1ドル=110円台のドル高・円安に振れていることも支援材料となり、日経平均株価が上値を試す展開も予想される。

   ただ、利益確定売りから上値が重くなることも。日経平均株価を大きく上昇させるだけの支援材料に乏しく、市場の関心は発表が始まる企業決算に移りつつある。

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