がんを治したいなら便秘を治せ!? 薬草スムージーで病気退散のふしぎ

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「濁った水を排出し、きれいな水を入れる」

   今、多くの日本人が便秘で悩んでいます。女性の場合、5割を超える人が便秘というデータもあるそうです。では、便秘の原因とは何でしょうか――。

   医師でもある大場さんは、

「大きく4つの要因に集約することができます。『繊雑不足』『水分不足』『運動不足』『ストレス』です。これらは、腸内環境を悪化させる原因であり、ひいては免疫力を低下させる』『がんの原因』と言い換えてもいいでしょう。もともと私たちの体には、誰にでも「自然治癒力」という、病気を治す奇跡のような力が備わっています」

と。

「その自然治癒力を最大限にいかすには、『身体に入ってくるもの』と『出ていくもの』のバランス、そしてストレスのバランスをうまくとらなければなりません。濁った池の水を、清く澄んだ水に変えるには、きれいな水を入れる前に、濁った水を排出する必要があります」

   そう、説明します。

   大場さんは、濁った水を排出し、きれいな水を入れていくことが、便秘の改善であり、究極のがん治療だと主張します。自然治癒力を活かした「がん治療」について、正しい知識を身につけたい人には絶好の一冊といえるでしょう。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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